口にできるがんを「口腔(こうくう)がん」と言います。
口腔がんは口の中にできるがんの総称で、できる場所によって『舌がん』『歯肉がん』『口腔底がん』『頬粘膜がん』『口蓋がん』『口唇がん』に分類されます。部位別では『舌がん』が最も多く、次に多いのが『歯肉がん』です。
上発生頻度はがん全体の1~3%程度と他のがんに比べ多くはありません。また、他のがんと違い、直接見ることができます。しかし、初期にはほとんど無症状であることや、一般的にあまり広く知られていないことで、進行するまで放置されてしまうことが多く、亡くなられる方も増えてきています。
見た目には口内炎やその他の潰瘍と似ているので、気づかないこともあります。その他の潰瘍とくらべて、痛みが少ないことが口腔がんの特徴ではありますが、2週間以上治らない口内炎は要注意です。診察を受けるようにしましょう。
前歯から数えて8番目の歯を「親知らず」と呼びます。20歳前後に生えてくることが多く、斜めに生えてきたり、歯茎に埋まって横向きになる場合があります。痛みを伴うばかりでなく周辺の歯や歯並びに影響を及ぼす可能性がある場合は抜歯します。
新札幌駅歯科では、デジタルパノラマ写真やCTなどにより正確な診断と治療が可能です。