一般歯科・インプラントの新札幌駅歯科|新札幌駅直結「デュオ2」5階の歯科医院

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歯科コラム

入れ歯を補強する装置と治療法

 

失った歯の機能を代替する入れ歯ですが、その噛む力は天然歯には遠く及びません。総入れ歯になってから食事が楽しめなくなったとお悩みの方も多くいらっしゃいます。

本コラムでは、入れ歯を補強する装置と、入れ歯以外の治療法について解説します。噛む力を回復させる選択肢を増やすことで、ご自身に適した治療法を判断できるようになります。

自然な噛み心地や明瞭な発音を取り戻すためにも、ぜひ参考にしてください。

 

入れ歯を補強する装置

入れ歯を補強して安定性を高める装置には、次の2種類があります。

 

・アタッチメント

・オーバーデンチャー

 

アタッチメントは、入れ歯の固定性・安定性を高める付属装置です。磁石やシリコンなどさまざまな素材からできており、総入れ歯・部分入れ歯の両方に適用できます。

ただし、保険診療で利用できるのは磁力を使用した磁性アタッチメントのみで、そのほかは自費診療となります。なお、磁性アタッチメントはMRI画像の撮影や診断に影響を及ぼすおそれがあります。

オーバーデンチャーは天然歯、またはインプラントの上から入れ歯を被せる治療法です。天然歯の場合、手術は不要ですが、インプラントオーバーデンチャーの場合はインプラント体を埋め込む手術が必要になります。オーバーデンチャーは総入れ歯よりも安定性が高く、しっかり噛める点がメリットですが、治療費は保険適用外となります。

 

噛む力を取り戻すための入れ歯以外の治療法

入れ歯以外に咀嚼能力を回復させる治療法は次の通りです。

 

・ブリッジ

・インプラント

 

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を支えにして人工歯を補う治療法です。保険適用で受けられ、入れ歯よりも噛む力に優れています。ただし、健康な歯を削る必要があり、治療後も両隣の歯に負荷がかかるというデメリットがあります。

インプラントは歯を失った部分に人工の歯根を埋め込み、人工歯を取り付ける治療法です。入れ歯やブリッジに比べて固定性、安定性に優れ、天然歯と変わらない咀嚼能力を取り戻せます。ただし、インプラント治療は外科手術をともない、保険適用外となります。

また、総入れ歯の代わりとして、インプラントを利用した「オールオン4(All-on4)」治療もあります。1回の手術内で最少4本の人工歯根を埋め込み、上部構造(人工歯)を取り付けるため、手術当日から食事が可能です。

いつまでも食事や会話を楽しむためにも、安定性や咀嚼能力に優れたインプラント治療をお勧めします。ただし、インプラント治療は自費診療かつ手術をともなう治療法のため、治療を受ける歯科医院選びがより重要になります。

インプラントについてご興味をお持ちの方は、ぜひ当院の無料診断会へお越しください。

無料診断会についてはこちらで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

「当院が行う無料診断会とは」

 

 

Q1:入れ歯の破損が心配です。通常の入れ歯よりも頑丈な入れ歯はありますか?

A1:はい、あります。レジン床義歯に「補強線」と呼ばれる針金を埋め込んだ「補強床使用義歯」ならば、通常のレジン床義歯よりも頑丈です。ただし、保険適用外となります。

 

Q2:あごの骨の厚みや高さが少ない場合でも、入れ歯の製作やインプラントの手術はできますか?

A2:はい、どちらも可能です。ただし、あごの骨の量が少ない場合は「難症例」とされ、インプラント治療を受けられる歯科医院が限られます。当院では難症例のインプラント手術にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 


当院が行うインプラント無料診断会とは

 

新札幌駅歯科では、インプラントに興味をお持ちの方に向けて、無料診断会を開催しております。無料診断会にご参加いただくことで、ご自身のあごの骨の状態を知り、適切なインプラント治療を選択できるようになります。

本コラムでは、当院のインプラント無料診断会の流れと、インプラント治療を受けるメリットを詳しく解説します。インプラント治療を受ける歯科医院選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

 

当院のインプラント無料診断会の流れ

当院では、インプラントについて興味をお持ちの方、あるいはご不安な方、また他院での治療を検討されている方に向けて、「インプラント無料診断会」を実施しています。他院でインプラント治療を断られた場合も、無料でご相談いただけます。

当院のインプラント無料診断会は以下の4ステップで進めさせていただきます。

 

STEP1:お申し込み

まずは、お電話(0120-469-118)または当院ホームページのメールフォームからお申し込みください。ご都合の良い日時をお選びいただけます。

 

STEP2:CT撮影による精密検査

ご来院後、簡単な問診票へのご記入をお願いしております。その後、最新の歯科用CTで、あごの骨の状態を詳しく確認させていただきます。

 

STEP3:詳しい説明と治療計画のご提案

CT画像をもとに、院長が直接インプラント治療についてわかりやすくご説明いたします。治療費用や治療期間など、どんな些細なご質問でもお気軽にお尋ねください。

 

STEP4:資料のお渡し

最後に、インプラント治療の詳しい資料をお渡しいたします。

 

診断会は30~60分程度で終了いたしますので、お仕事帰りにもお立ち寄りいただけます。

 

当院でインプラント治療を受けるメリット

当院でインプラント治療を受けるメリットは次の通りです。

 

1 .経験豊富な院長による一貫した治療

当院の院長は、これまで1,000件以上のインプラント治療を手がけてきました。診断から治療まで、すべての工程を院長が直接担当いたしますので、安心して治療をお任せいただけます。

 

2.世界基準の安全性

世界的に高い評価を受けている「ストローマンインプラント」を使用しています。品質と安全性が実証された信頼できる製品のみを採用しております。

 

3.明確な料金体系

治療費用は、初回のご相談時に詳しく説明いたします。追加費用が発生する場合も、事前に詳しく説明いたしますので、ご安心ください。

 

4.充実の保証制度

治療後10年間の当院独自の保証制度を設けております。万が一のトラブル時も、患者さまの負担を最小限に抑えられるよう対応させていただきます。

 

5.通院しやすい診療体制

新札幌駅直結でアクセス良好です。専用駐車場も完備しておりますので、お車でのご来院にも便利です。平日20時までの診療に加え、土日も診療を行っておりますので、お仕事やご家庭の都合に合わせてご来院いただけます。

 

インプラント治療にご興味がありましたら、ぜひ当院のインプラント無料診断会へお越しください。

 

Q1:無料診断会で別途料金がかかることはありますか?

A1:いいえ、かかりません。無料診断会では、CT撮影や治療計画のご提案を含め完全無料で行っています。

 

Q2:インプラント無料診断会の申し込み方法を教えてください。

A2:お電話(0120-469-118)または、公式サイトのメールフォームよりお申込みください。

 


インプラント治療が失敗する原因とその対策

インプラントは、失った歯の機能を改善する治療の一つです。しかし、インプラント治療は必ず成功するとは限りません。

本コラムでは、インプラント治療が失敗する原因を解説し、その対策方法について紹介します。インプラント治療を成功させるためにも、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療が失敗する原因

インプラント治療が失敗する主な原因は次の通りです。

・インプラント体が骨と結合しない

・アバットメントや人工歯が破損・脱落する

・インプラント周囲炎

 

インプラント治療で咀嚼機能が回復する理由は、手術で埋め込んだインプラント体があごの骨としっかりと結合し、ぐらつきを起こさないためです。しかし、埋入位置が不適切だったり、手術時のドリルによる骨の損傷(オーバーヒート)が起こると、インプラント体が骨とうまく結合しない場合があります。

多くのインプラントシステムは、あごの骨に埋め込むインプラント体、人工歯、その2つをつなぐアバットメントの3つの部品で構成されています。インプラント体に問題がなくても、噛み合わせの悪さやメンテナンス不足、年数の経過などにより、アバットメントが緩んだり、人工歯が破損・脱落したりする可能性があります。

インプラント周囲炎は、インプラントの周囲組織に細菌が感染することにより起こる炎症です。歯ぐきに腫れや出血などの症状をきたし、進行するとインプラント自体の脱落を招きます。

インプラント治療を失敗しないための対策法

インプラント治療を失敗しないために、次のようなことに気をつけましょう。

・歯科医院で定期メンテナンスを受ける

・自宅でのオーラルケアを徹底する

・生活習慣を改善する

 

インプラント治療後は、歯科医院でアフターケアを受けましょう。アバットメントの締め付けや人工歯の状態の確認、専門的なプラークケア、ブラッシング指導を受けて、インプラント周囲炎の予防に努めることが大切です。

インプラント治療を成功させるためには、自己管理も欠かせません。歯ブラシ以外にも、インプラント専用の清掃用品などを活用して、日々丁寧にメンテナンスを行いましょう。

最後に、生活習慣の見直しも重要です。不規則な生活や栄養バランスの偏った食事は、免疫力を低下させ、インプラント周囲炎のリスクを高めます。

インプラント治療を成功させるには、経験豊富かつアフターケアの充実した歯科医院を選ぶことが大切です。もしもインプラント治療についてご不明点がある場合は、お気軽に当院にお問い合わせください。

 

Q1:インプラントの治療費を教えてください。

A1:当院のインプラント治療ではトータルフィーシステムを採用しており、銀歯1本あたり税込31万円、セラミック1本あたり税込42万円となっています。この料金には施術後のメンテナンス費用も含まれているため、追加で費用はかかりません。

 

Q2:アフターメンテナンスの内容を教えてください。

A2:当院のアフターメンテナンスでは、噛み合わせや歯肉の腫れ具合、人工歯の消耗度、レントゲンによるあごの骨の吸収具合、スクリュー(アバットメント)の緩みなどを確認しております。


インプラント治療により健康寿命が延びる理由

インプラントは失った歯の機能を改善させるだけでなく、全身の健康にもつながる治療です。

本コラムでは歯を失ったまま放置するリスクと、インプラント治療により健康寿命が延びる理由について解説します。

歯を失ったまま放置するリスク

加齢や歯周病などにより失った歯を放置すると、次のようなリスクが高まります。

・歯並びや噛み合わせの悪化

・咀嚼機能の低下

・社交性の低下

歯を失うと、歯並びや噛み合わせが悪くなることがあります。

歯並びが悪くなると、食べ物が挟まりやすい場所や磨き残しが増えてしまいます。その結果、虫歯や歯周病、口臭の発生リスクが高くなります。

歯の喪失は噛む力も低下します。これは歯の本数が減ることに加え、噛み合わせが悪くなるのが原因です。十分な咀嚼ができなくなると、消化不良を起こしたり、食べられる物が限られてしまいます。このような状態が続くと、「オーラルフレイル(口腔機能の衰え)」と呼ばれる状態に陥る可能性があります。

また、実は咀嚼と脳機能は深く関わっています。噛む力の低下により脳への刺激が減少し、集中力の低下や認知症のリスクが高まります。

さらに、前歯など人目につきやすい歯の喪失は、コンプレックスの原因にもなります。このような外見の変化は、人との会話や食事の際の自信の喪失にもつながり、社会生活に影響を及ぼすことがあります。

インプラント治療が健康寿命を延ばす理由

歯を失った場合の治療方法は次の3つです。

・インプラント

・入れ歯

・ブリッジ

入れ歯やブリッジは保険が適用されるため、費用面では優れています。ただし、天然歯と比較した場合の咀嚼機能は入れ歯で30%、ブリッジは60%ほどといわれており、食べられるものが制限される可能性があります。また、ブリッジはほかの歯を支えにして取り付けるため、周囲の健康な歯に過度な負担をかけてしまうリスクがあります。

一方でインプラントは、インプラント体をあごの骨と結合させてから人工歯を取り付ける治療のため、天然歯とほぼ変わらない噛む力を得られます。
その他、インプラント治療のメリットは以下の通りです。

 

・食事の質が向上し、必要な栄養をバランスよく摂取できる

・よく噛むことで消化を助け、胃腸の負担を減らす

・噛む行為が脳を刺激し、認知機能の維持に役立つ

 

さらに、審美性も高く、発音や会話への影響も少ないため、コンプレックスの解消や社交性の向上が期待できます。

入れ歯やブリッジも有用な治療ですが、咀嚼能力や長期的な口腔機能改善という視点で考えるとインプラントがおすすめです。

しかし、インプラントは入れ歯やブリッジと比べて高額な治療です。そのため、治療を受ける歯科医院選びが大切になります。インプラントにご興味がありましたら、ぜひ当院のインプラント無料診断会へお越しください。

 

当院の無料診断会ページ

https://shinsapporo-shika.com/implant/event/

 

Q1:インプラント治療は保険適用で受けられますか?

A1:いいえ、基本的にインプラント治療は保険適用外であり、全額自己負担となります。

 

Q2:インプラント治療は何歳から受けられますか?

A2:個人差はありますが、当院ではあごの骨の成長が終わる16歳ごろから可能です。ただし、お口や全身の健康状態によってはインプラント治療を受けられないケースもありますので、まずは一度ご相談ください。


インプラント治療中における食事の注意点

インプラントは外科手術をともなう治療です。そのため、治療中の食事にも注意しなければなりません。

本コラムではインプラント治療中における食事の注意点を詳しく解説します。お勧めの食べ物も紹介しておりますので、インプラントを検討されている方はぜひ参考にしてください。

インプラント治療中に避けるべき食べ物・飲み物

インプラント治療中に避けるべき食べ物・飲み物は次の通りです。

  • 硬い食べ物
  • 刺激物
  • 粘着性のある食べ物
  • アルコール

ナッツ類やおせんべいなど硬い食べ物は、インプラントを埋め込んだ周囲組織を傷つけるリスクがあります。また、刺激物は全般的に避けましょう。具体的には、スパイスが効いたカレーなどの辛い食べ物や、極端な甘味や酸味があったり、温度が高い食べ物や飲み物も患部に刺激を与えます。

キャラメルやガム、おもちなどの粘着性のある食べ物は、インプラント体や仮歯の取れる原因となるケースがあります。インプラント治療中は控えましょう。

アルコールを摂取すると血行が良くなり、患部の腫れや出血だけでなく、手術の傷の治りが遅くなったり、炎症が治まりづらくなったりする場合もあるため、術後1週間程度は飲酒を控えてください。

インプラント治療中にお勧めの食べ物・飲み物

インプラント手術後2~3日間は、次のような食べ物・飲み物がお勧めです。

  • おかゆ
  • スープ
  • うどん
  • ヨーグルト
  • ゼリー飲料

あまり噛まなくても食べられる柔らかいものを中心に選びましょう。特に、左右両方の顎骨に同時にインプラント体を埋め込んだ場合は、噛む必要がない程に柔らかくしたものを食べるようにしてください。

傷の治りや免疫力・感染予防の観点からも、食事はできる限り偏らないように心がけることが大切です。手術から3日ほど経過したら、様子を見ながら徐々に普通の食事に戻していきましょう。

インプラント手術後の一時的な食事制限は、より快適な食生活への準備期間です。この期間を乗り越えれば、また食事を十分に楽しめるようになります。インプラント治療中は栄養バランスの取れた食事を意識しながら、口腔ケアを続けましょう。

 

Q1:インプラント手術直後に食事をしてもいいですか?

A1:食事自体は可能です。ただし、誤って口の中を噛んでしまう可能性が高いため、局所麻酔が切れるまで食事はお控えください。

Q2:インプラント手術後、食事以外に気をつけることはありますか?

A2:手術当日から数日は、激しい運動や入浴は避けましょう。歯磨きはインプラント部分を避けて磨いてください。


インプラントを長持ちさせるメンテナンス方法とは

当院では、さまざまな理由で歯を失った方に向けて、インプラント治療をご提供しています。

本コラムでは、インプラントを長く安全にお使いいただくためのメンテナンス方法について解説します。生涯に渡り食事や会話を楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。

インプラントを失う理由とは?

インプラントを失う主な理由は次の通りです。

  • インプラント周囲炎
  • メンテナンス不足
  • ブラキシズム
  • 全身疾患
  • 交通事故

インプラントを失ってしまう最大の原因は、インプラントの周囲の組織に細菌が入り込んで炎症が起こるインプラント周囲炎です。インプラント周囲炎により歯ぐきが弱くなると、インプラントを支えきれなくなり、最終的に脱落してしまいます。

インプラントは天然歯とは異なり、定期的なメンテナンスが必須です。歯科医院での定期的なクリーニングやメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎が進行しやすいため注意しましょう。

また、歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)などのくせにより、インプラントへ過剰な負担がかかって脱落するケースもあります。

特に奥歯のインプラントは、噛む力が強くかかるため注意が必要です。長期間にわたって負荷がかかると、緩みやすくなるだけでなく、骨吸収の原因にもなります。

このように、インプラントを失う原因はさまざまですが、適切なケアを続けることで長期間お使いいただけます。一般的にインプラントの寿命は10~15年程度とされていますが、しっかりメンテナンスを行えば、15年以上問題なく使い続けられます。

インプラントを長持ちさせるメンテナンス方法

インプラントを長持ちさせるためには、ご自宅でのケアと歯科医院での専門的なケアの両方が欠かせません。

セルフケアでは、歯ブラシ以外にもフロスや歯間ブラシなどのオーラルケア用品や、インプラント用の特別なケア用品を活用してください。

また、生活のリズムを整え、バランスの良い食事を心がけて免疫力を上げると同時に、インプラント治療を終えたあとも継続して禁煙することをおすすめします。

歯科医院では、セルフケアでは取り除けないプラークなどを除去するクリーニングをはじめ、噛み合わせなどの調節やブラッシング指導を行います。

インプラント治療を検討している場合は、治療後のメンテナンスの内容までチェックしましょう。インプラントの脱落を防ぐためにも、しっかりとメンテナンスしてくれる歯科医院をお選びください。

 

Q1:インプラントのメンテナンスのための通院頻度は?

A1:インプラント治療を受けてから1年程度は3ヶ月に1回、それ以降は3~6ヶ月に1回を目安にご来院ください。

Q2:インプラントが抜けた場合、どのように対処すべきでしょうか?

A2:脱落したパーツをケースなどに入れ、速やかに当院へご来院ください。ご自身でパーツを戻そうとしたり、インプラントの抜けた場所を触ったりするのはトラブルの原因になるため、控えましょう。


インプラント治療費の内訳について

インプラント治療の費用は全額自己負担になるため、価格の高さに驚く方や、歯科医院ごとの料金設定に違いがあることで、相場がわかりにくいと感じる方も多いでしょう。

そこで、本コラムでは一般的なインプラント治療費の内訳についてご紹介します。治療費の負担を軽減する方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療費の内訳

一般的なインプラント1本あたりにかかる費用の相場は次の通りです。

・インプラント体:80,000~200,000円

・アバットメント(連結部分):77,000~110,000円

・上部構造(人工歯):80,000~165,000円

・手術費用:66,000~165,000円

・静脈内鎮静法(必要な場合):66.000円

上記のほかにも、初診料や画像検査、上部構造を入れる前の仮歯などの費用がかかります。また、骨造成など追加治療が必要な場合や、一度に複数のインプラント体を埋入する場合は、さらに追加費用が発生します。

歯科医院によっては、インプラント治療後の定期検診・メンテナンス代が都度かかるケースもあるため、事前の費用の確認は欠かせません。

インプラントの材料費自体が高額なだけでなく、インプラント手術のための高度な技術と専門的知識を持った歯科医師による治療が必要なため、インプラント治療は高額になります。

インプラント治療費の負担を軽減する方法

インプラントには国民健康保険が適用されません。治療費は全額自己負担となります。

しかし、以下のような方法でインプラント治療費の負担を軽減することは可能です。

・医療費控除

・デンタルローン

医療費控除とは、インプラント治療を含む医療費や通院のための交通費の合計が1年間に10万円以上となった場合に、一定の還付金を受け取れる控除制度です。申請には領収書が必要となるため、大切に保管しておきましょう。

デンタルローンは、治療費の一括払いが難しい場合に利用する支払方法です。総支払い額は変わりませんが、インプラント治療費を分割して支払うことが可能になります。ただし、金利は借入先によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

「1本数万円でできる格安インプラント」を謳う歯科医院もありますが、これはインプラントの材料費や治療の一部分にかかる費用のみを提示していることがほとんどです。さまざまな諸経費がプラスされ、最終的には今回ご紹介した目安価格を大幅に上回ることもあります。治療実績が少なかったり、安全性の低い素材が使用されているケースもあるため、注意が必要です。

インプラント治療を受ける歯科医院を選ぶ際は、費用だけでなく、歯科医師の経験の豊富さや症例数など、安全性・信頼性にもぜひ注目してください。

 

Q1:新札幌駅歯科のインプラント治療費を教えてください。

A1:インプラント1本あたり、税込31~42万円です。カウンセリングからCT撮影、インプラントシステム費用(材料費)、手術費、定期メンテナンス費用、術後の保証まで含んだ価格となっております。

 

Q2:新札幌駅歯科のインプラント費用の支払方法は?

A2:現金、またはクレジットでのお支払いに対応しております。デンタルローンによるお支払いも可能です。


インプラント周囲炎の詳細と予防方法

インプラント治療を受けた方や検討されている方にとって「インプラントが長持ちするかどうか」は非常に気になる点ではないでしょうか。

一般的にインプラントを失う原因として最も多いのは「インプラント周囲炎」であり、知らず知らずのうちに進行する恐ろしい病気です。

本コラムではインプラント周囲炎について詳しく解説し、その予防方法もご紹介いたします。インプラントを長持ちさせるためにも、ぜひご参考ください。

インプラント周囲炎とは?

インプラント周囲炎は、インプラントの周囲組織に炎症が起こる病気です。

インプラント自体は人工物のため、虫歯や歯周病にはなりませんが、インプラントの周囲にプラーク(歯垢)が付着し、歯周病菌が増殖すると炎症が生じます。この結果、インプラントと歯肉の間にある歯周ポケットが深くなっていきます。

インプラント周囲炎は自覚症状が少なく、気付きにくい病気です。ただし、次のような症状が現れたらすぐに歯科医院を受診しましょう。

・歯肉の腫れ

・歯肉からの出血

・インプラント部分からの排膿

・歯肉の痩せ(退縮)

・インプラントの動揺

・口臭

インプラント周囲の炎症には、初期段階の「インプラント周囲粘膜炎」と、進行した「インプラント周囲炎」という2つの段階があります。適切な治療を受けずに放置すると、歯槽骨が破壊されてインプラントの脱落につながる恐れもあるため、十分な注意が必要です。

 

インプラント周囲炎の予防方法

インプラント周囲炎の予防方法は次の通りです。

・ホームケアの徹底

・定期的なメンテナンス

まずは毎日の歯みがきを徹底しましょう。歯間ブラシやデンタルフロスの活用もお勧めです。

歯科医院の定期的な検診・メンテナンスでは、ホームケアでは取り切れなかったプラークを専門的なクリーニングで取り除きます。また、歯科医院では一人ひとりのお口の中の状態に合わせた歯みがき指導や、インプラントを長持ちさせるための生活指導も行っています。

インプラント周囲炎は持病や生活習慣とも深く関わっている病気です。糖尿病などの持病がある場合はかかりつけ医のもとで全身状態のコントロールが大切です。そのほか、喫煙や不規則な生活リズム、栄養バランスが偏った食生活もインプラント周囲炎のリスクになります。

当院ではインプラント治療後も定期的な検診・メンテナンスをしっかりと行い、インプラントを長持ちさせるようサポートしております。インプラントに関する不安やお悩みのご相談も随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

Q1:インプラント周囲炎が重症化した際のリスクを教えてください。

A1:インプラント周囲炎の症状が進行すると、インプラント体の脱落だけでなく口腔内に歯周病菌が増殖することで、他の天然歯が歯周病に罹患するなど健康な歯にまで悪影響を及ぼすリスクが増大します。

Q2:インプラント周囲炎で痛みは生じますか?

A2:ほとんどの場合、痛みなどの自覚症状はありません。天然歯の歯周病と比べて、インプラント周囲炎の進行速度は非常に速いため、少しでも違和感をおぼえたらインプラント治療を行った歯科医院にご相談ください。

 


骨が少ない・薄い場合でもインプラントが可能な骨造成(GBR)とは

歯科医療におけるインプラント治療は、失った歯の機能を取り戻す治療法の一つです。しかし、顎骨の量や厚みによっては、インプラント手術ができない場合があります。

本コラムでは、顎の骨が少ない、薄い場合にインプラント手術が困難になる理由の解説と、そのような症例でもインプラント手術を可能にする骨造成(GBR)についてご紹介いたします。

骨が不足していることを理由にインプラント手術を断られたご経験のある方は、ぜひご参考ください。

 

なぜ骨が少ない・薄いとインプラント手術が困難になる?

インプラント治療では、まず人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込む手術を行います。しかし、顎の骨の厚み・高さが十分にない場合は、インプラントを埋め込むスペースが確保できず治療が行えません。

 

骨の量や厚さ、高さが不十分になる主な理由は次の通りです。

・先天性

・遺伝

・虫歯、歯周病

・合わない義歯(入れ歯)の使用

・事故など外的ダメージによる欠損

 

虫歯や歯周病が重症化すると、歯を支えている歯槽骨が溶けてしまう場合があります。

また、加齢によって歯槽骨や歯肉が下がることも顎骨の衰えにつながります。エナメル質が露出して「根面う蝕」と呼ばれる虫歯になりやすくなるからです。

 

骨造成(GBR)とは?

GBRとは、Guided Bone Regeneration(骨誘導再生療法)の略で、文字通り「骨を増やす」治療法のことです。骨が不足している部分に患者様本人の骨や人工骨、骨補填剤を入れ、人工膜(メンブレン)で覆って骨の再生を促します。

骨造成治療にはソケットリフトやサイナスリフトもありますが、こちらは上顎に対してのみの適用となります。

一方、GBRは適用範囲が広く、下顎に対しても行えるのが特徴です。

インプラントを埋め込む部分にGBRを行うことで、骨の厚みや高さを補い、インプラント体の安定性を高めます。場合によってはインプラント手術と同時にGBRを行えます。

ただし、GBRによる骨の再生には3~6ヶ月ほどかかるため、治療期間が長期化しやすい傾向にあります。

また、GBRは歯肉の切開などの外科的処置をともなうため、処置後の痛みや腫れ、感染のリスクは避けられません。

治療後は口腔衛生を徹底しなければならず、持病や全身の状態によっては施術できません。

 

もしもほかの歯科医院で、骨の厚みや高さを理由にインプラントを断られた方でも、GBRを実施することで対応できる場合があります。ぜひ一度、当院までお気軽にご相談ください。

 

Q1:骨造成(GBR)にかかる費用の目安を教えてください。

A1:骨造成(GBR)は自由診療となるため、歯科医院によってかかる費用は異なります。当院でインプラント治療のための骨造成(GBR)を行う場合、費用の目安は0~50,000円です。

 

Q2:骨造成(GBR)治療後に痛みや腫れは起きますか?

A2:はい、起きる可能性があります。多くの場合は生体の防御反応によるものであるため、患部を刺激せず、処方された薬を指示通りに服用すれば2週間程度で治まります。ただし、2週間以上症状が続いたり、悪化する場合には、患部の細菌感染が疑われます。速やかに歯科医院へ相談しましょう。

 


インプラント治療後のアフターメンテナンスとは

 

インプラントは失った歯の機能を回復する治療法の一つです。ただし、適切なアフターメンテナンスを行わなければ、インプラントが破損・脱落し、再手術が必要になる恐れがあります。

本コラムでは、インプラント治療におけるアフターメンテナンスの重要性とその方法について詳しく解説いたします。

 

アフターメンテナンスの重要性

インプラント治療後は使用方法を守り、適切なお手入れを行わなければ、破損や脱落の恐れがあります。

特に注意が必要なのは、「インプラント周囲炎」です。インプラント周囲炎とは、インプラントを埋め込んだまわりの歯ぐきや骨が細菌に感染し炎症が起こる状態を指し、インプラントを失う主な原因の一つです。

インプラント治療後のホームケアも重要ですが、歯科医院でのアフターメンテナンスにも定期的に通いましょう。

定期検診では噛み合わせやインプラントの状態などをチェックし、より快適に使用いただけるよう調整いたします。また、歯科衛生士による専門的なクリーニングも行っており、インプラント周囲炎の予防、ひいてはインプラントの長持ちにもつながります。

 

アフターメンテナンスの流れ

歯科医院で行うメンテナンスは以下の通りです。

・口腔状態の確認

・レントゲン撮影

・クリーニング

歯科医院でのアフターメンテナンスでは、まず人工歯の消耗具合やスクリューの緩み、インプラント周囲の歯肉の状況、噛み合わせなどをチェックします。

インプラント部分以外の歯や歯肉も同時に確認し、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療につなげます。

続いて行うのは、レントゲン撮影です。レントゲンで顎骨の吸収具合や、骨の炎症の有無を確認します。

最後に、歯科衛生士が歯垢や歯石を取り除く専門的なクリーニングを行います。正しい歯磨きの方法や、フロスや歯間ブラシなどのオーラルケアグッズの使い方の指導もご提供しております。

 

インプラントは適切なアフターメンテナンスを行うことで、長期的に機能させることが可能となります。

ホームケアだけでなく、インプラント治療を受けた歯科医院で定期的なアフターメンテナンスを受けましょう。

 

Q1:アフターメンテナンスの通院頻度を教えてください。

A1:インプラント治療後は、3~6か月ごとに定期検診・アフターメンテナンスの受診をお勧めしております。

 

Q2:インプラントを長持ちさせるために、自宅でできることはありますか?

A2:はい。歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシなどを使用して、口の中を清潔に保ちましょう。当院のメンテナンスではブラッシング指導も行います。ホームケアについて疑問がある場合は、お気軽にご質問ください。

 

 

 


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