一般歯科・インプラントの新札幌駅歯科|新札幌駅直結「デュオ2」5階の歯科医院

インプラントの新札幌駅歯科

歯が痛い 札幌・新札幌で歯科検診を受けたい 札幌 新札幌のインプラント無料相談
札幌インプラント無料診断会
ご予約・ご相談
ご予約・ご相談


歯科コラム

インプラント治療費の内訳について

インプラント治療の費用は全額自己負担になるため、価格の高さに驚く方や、歯科医院ごとの料金設定に違いがあることで、相場がわかりにくいと感じる方も多いでしょう。

そこで、本コラムでは一般的なインプラント治療費の内訳についてご紹介します。治療費の負担を軽減する方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療費の内訳

一般的なインプラント1本あたりにかかる費用の相場は次の通りです。

・インプラント体:80,000~200,000円

・アバットメント(連結部分):77,000~110,000円

・上部構造(人工歯):80,000~165,000円

・手術費用:66,000~165,000円

・静脈内鎮静法(必要な場合):66.000円

上記のほかにも、初診料や画像検査、上部構造を入れる前の仮歯などの費用がかかります。また、骨造成など追加治療が必要な場合や、一度に複数のインプラント体を埋入する場合は、さらに追加費用が発生します。

歯科医院によっては、インプラント治療後の定期検診・メンテナンス代が都度かかるケースもあるため、事前の費用の確認は欠かせません。

インプラントの材料費自体が高額なだけでなく、インプラント手術のための高度な技術と専門的知識を持った歯科医師による治療が必要なため、インプラント治療は高額になります。

インプラント治療費の負担を軽減する方法

インプラントには国民健康保険が適用されません。治療費は全額自己負担となります。

しかし、以下のような方法でインプラント治療費の負担を軽減することは可能です。

・医療費控除

・デンタルローン

医療費控除とは、インプラント治療を含む医療費や通院のための交通費の合計が1年間に10万円以上となった場合に、一定の還付金を受け取れる控除制度です。申請には領収書が必要となるため、大切に保管しておきましょう。

デンタルローンは、治療費の一括払いが難しい場合に利用する支払方法です。総支払い額は変わりませんが、インプラント治療費を分割して支払うことが可能になります。ただし、金利は借入先によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

「1本数万円でできる格安インプラント」を謳う歯科医院もありますが、これはインプラントの材料費や治療の一部分にかかる費用のみを提示していることがほとんどです。さまざまな諸経費がプラスされ、最終的には今回ご紹介した目安価格を大幅に上回ることもあります。治療実績が少なかったり、安全性の低い素材が使用されているケースもあるため、注意が必要です。

インプラント治療を受ける歯科医院を選ぶ際は、費用だけでなく、歯科医師の経験の豊富さや症例数など、安全性・信頼性にもぜひ注目してください。

 

Q1:新札幌駅歯科のインプラント治療費を教えてください。

A1:インプラント1本あたり、税込31~42万円です。カウンセリングからCT撮影、インプラントシステム費用(材料費)、手術費、定期メンテナンス費用、術後の保証まで含んだ価格となっております。

 

Q2:新札幌駅歯科のインプラント費用の支払方法は?

A2:現金、またはクレジットでのお支払いに対応しております。デンタルローンによるお支払いも可能です。


インプラント周囲炎の詳細と予防方法

インプラント治療を受けた方や検討されている方にとって「インプラントが長持ちするかどうか」は非常に気になる点ではないでしょうか。

一般的にインプラントを失う原因として最も多いのは「インプラント周囲炎」であり、知らず知らずのうちに進行する恐ろしい病気です。

本コラムではインプラント周囲炎について詳しく解説し、その予防方法もご紹介いたします。インプラントを長持ちさせるためにも、ぜひご参考ください。

インプラント周囲炎とは?

インプラント周囲炎は、インプラントの周囲組織に炎症が起こる病気です。

インプラント自体は人工物のため、虫歯や歯周病にはなりませんが、インプラントの周囲にプラーク(歯垢)が付着し、歯周病菌が増殖すると炎症が生じます。この結果、インプラントと歯肉の間にある歯周ポケットが深くなっていきます。

インプラント周囲炎は自覚症状が少なく、気付きにくい病気です。ただし、次のような症状が現れたらすぐに歯科医院を受診しましょう。

・歯肉の腫れ

・歯肉からの出血

・インプラント部分からの排膿

・歯肉の痩せ(退縮)

・インプラントの動揺

・口臭

インプラント周囲の炎症には、初期段階の「インプラント周囲粘膜炎」と、進行した「インプラント周囲炎」という2つの段階があります。適切な治療を受けずに放置すると、歯槽骨が破壊されてインプラントの脱落につながる恐れもあるため、十分な注意が必要です。

 

インプラント周囲炎の予防方法

インプラント周囲炎の予防方法は次の通りです。

・ホームケアの徹底

・定期的なメンテナンス

まずは毎日の歯みがきを徹底しましょう。歯間ブラシやデンタルフロスの活用もお勧めです。

歯科医院の定期的な検診・メンテナンスでは、ホームケアでは取り切れなかったプラークを専門的なクリーニングで取り除きます。また、歯科医院では一人ひとりのお口の中の状態に合わせた歯みがき指導や、インプラントを長持ちさせるための生活指導も行っています。

インプラント周囲炎は持病や生活習慣とも深く関わっている病気です。糖尿病などの持病がある場合はかかりつけ医のもとで全身状態のコントロールが大切です。そのほか、喫煙や不規則な生活リズム、栄養バランスが偏った食生活もインプラント周囲炎のリスクになります。

当院ではインプラント治療後も定期的な検診・メンテナンスをしっかりと行い、インプラントを長持ちさせるようサポートしております。インプラントに関する不安やお悩みのご相談も随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

Q1:インプラント周囲炎が重症化した際のリスクを教えてください。

A1:インプラント周囲炎の症状が進行すると、インプラント体の脱落だけでなく口腔内に歯周病菌が増殖することで、他の天然歯が歯周病に罹患するなど健康な歯にまで悪影響を及ぼすリスクが増大します。

Q2:インプラント周囲炎で痛みは生じますか?

A2:ほとんどの場合、痛みなどの自覚症状はありません。天然歯の歯周病と比べて、インプラント周囲炎の進行速度は非常に速いため、少しでも違和感をおぼえたらインプラント治療を行った歯科医院にご相談ください。

 


骨が少ない・薄い場合でもインプラントが可能な骨造成(GBR)とは

歯科医療におけるインプラント治療は、失った歯の機能を取り戻す治療法の一つです。しかし、顎骨の量や厚みによっては、インプラント手術ができない場合があります。

本コラムでは、顎の骨が少ない、薄い場合にインプラント手術が困難になる理由の解説と、そのような症例でもインプラント手術を可能にする骨造成(GBR)についてご紹介いたします。

骨が不足していることを理由にインプラント手術を断られたご経験のある方は、ぜひご参考ください。

 

なぜ骨が少ない・薄いとインプラント手術が困難になる?

インプラント治療では、まず人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込む手術を行います。しかし、顎の骨の厚み・高さが十分にない場合は、インプラントを埋め込むスペースが確保できず治療が行えません。

 

骨の量や厚さ、高さが不十分になる主な理由は次の通りです。

・先天性

・遺伝

・虫歯、歯周病

・合わない義歯(入れ歯)の使用

・事故など外的ダメージによる欠損

 

虫歯や歯周病が重症化すると、歯を支えている歯槽骨が溶けてしまう場合があります。

また、加齢によって歯槽骨や歯肉が下がることも顎骨の衰えにつながります。エナメル質が露出して「根面う蝕」と呼ばれる虫歯になりやすくなるからです。

 

骨造成(GBR)とは?

GBRとは、Guided Bone Regeneration(骨誘導再生療法)の略で、文字通り「骨を増やす」治療法のことです。骨が不足している部分に患者様本人の骨や人工骨、骨補填剤を入れ、人工膜(メンブレン)で覆って骨の再生を促します。

骨造成治療にはソケットリフトやサイナスリフトもありますが、こちらは上顎に対してのみの適用となります。

一方、GBRは適用範囲が広く、下顎に対しても行えるのが特徴です。

インプラントを埋め込む部分にGBRを行うことで、骨の厚みや高さを補い、インプラント体の安定性を高めます。場合によってはインプラント手術と同時にGBRを行えます。

ただし、GBRによる骨の再生には3~6ヶ月ほどかかるため、治療期間が長期化しやすい傾向にあります。

また、GBRは歯肉の切開などの外科的処置をともなうため、処置後の痛みや腫れ、感染のリスクは避けられません。

治療後は口腔衛生を徹底しなければならず、持病や全身の状態によっては施術できません。

 

もしもほかの歯科医院で、骨の厚みや高さを理由にインプラントを断られた方でも、GBRを実施することで対応できる場合があります。ぜひ一度、当院までお気軽にご相談ください。

 

Q1:骨造成(GBR)にかかる費用の目安を教えてください。

A1:骨造成(GBR)は自由診療となるため、歯科医院によってかかる費用は異なります。当院でインプラント治療のための骨造成(GBR)を行う場合、費用の目安は0~50,000円です。

 

Q2:骨造成(GBR)治療後に痛みや腫れは起きますか?

A2:はい、起きる可能性があります。多くの場合は生体の防御反応によるものであるため、患部を刺激せず、処方された薬を指示通りに服用すれば2週間程度で治まります。ただし、2週間以上症状が続いたり、悪化する場合には、患部の細菌感染が疑われます。速やかに歯科医院へ相談しましょう。

 


インプラント治療後のアフターメンテナンスとは

 

インプラントは失った歯の機能を回復する治療法の一つです。ただし、適切なアフターメンテナンスを行わなければ、インプラントが破損・脱落し、再手術が必要になる恐れがあります。

本コラムでは、インプラント治療におけるアフターメンテナンスの重要性とその方法について詳しく解説いたします。

 

アフターメンテナンスの重要性

インプラント治療後は使用方法を守り、適切なお手入れを行わなければ、破損や脱落の恐れがあります。

特に注意が必要なのは、「インプラント周囲炎」です。インプラント周囲炎とは、インプラントを埋め込んだまわりの歯ぐきや骨が細菌に感染し炎症が起こる状態を指し、インプラントを失う主な原因の一つです。

インプラント治療後のホームケアも重要ですが、歯科医院でのアフターメンテナンスにも定期的に通いましょう。

定期検診では噛み合わせやインプラントの状態などをチェックし、より快適に使用いただけるよう調整いたします。また、歯科衛生士による専門的なクリーニングも行っており、インプラント周囲炎の予防、ひいてはインプラントの長持ちにもつながります。

 

アフターメンテナンスの流れ

歯科医院で行うメンテナンスは以下の通りです。

・口腔状態の確認

・レントゲン撮影

・クリーニング

歯科医院でのアフターメンテナンスでは、まず人工歯の消耗具合やスクリューの緩み、インプラント周囲の歯肉の状況、噛み合わせなどをチェックします。

インプラント部分以外の歯や歯肉も同時に確認し、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療につなげます。

続いて行うのは、レントゲン撮影です。レントゲンで顎骨の吸収具合や、骨の炎症の有無を確認します。

最後に、歯科衛生士が歯垢や歯石を取り除く専門的なクリーニングを行います。正しい歯磨きの方法や、フロスや歯間ブラシなどのオーラルケアグッズの使い方の指導もご提供しております。

 

インプラントは適切なアフターメンテナンスを行うことで、長期的に機能させることが可能となります。

ホームケアだけでなく、インプラント治療を受けた歯科医院で定期的なアフターメンテナンスを受けましょう。

 

Q1:アフターメンテナンスの通院頻度を教えてください。

A1:インプラント治療後は、3~6か月ごとに定期検診・アフターメンテナンスの受診をお勧めしております。

 

Q2:インプラントを長持ちさせるために、自宅でできることはありますか?

A2:はい。歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシなどを使用して、口の中を清潔に保ちましょう。当院のメンテナンスではブラッシング指導も行います。ホームケアについて疑問がある場合は、お気軽にご質問ください。

 

 

 


インプラントの無料保証について

 

当院は、インプラント治療に10年間の無料保証を設けております。ただし、インプラントの保証対象となるには、いくつかの適用条件があります。

本コラムでは、インプラントが破損しやすいパターンと、インプラント保証の適用条件を解説いたします。

インプラントの破損

インプラントの主な破損のパターンは次の通りです。

・人工歯の破折、破損

・アバットメントのゆるみ

・インプラント体の破損、脱落

 

インプラントは、骨に埋め込むインプラント体と人工歯、その二つをつなぐアバットメントという部品で構成されます。

人工歯は口腔内に露出しており、日々の咀嚼などの力を直接受けるため、最もダメージを受けやすい部分です。人工歯のトラブルとしては、一部分の割れや欠けなどが挙げられます。

また、インプラントを構成する一部品のトラブルが別の部品に影響を及ぼすこともあります。例えば、アバットメントに破損やゆるみが生じると、人工歯をしっかりと固定できず、ぐらつきや脱落などの問題が発生します。

骨に埋め込んだインプラント体にも、破損や脱落が起きる可能性があります。外的要因による破損のほか、インプラント周囲炎によってインプラント体が抜け落ちることもあります。

 

インプラント保証の適用条件

インプラント保証の適用条件は、歯科医院によって異なります。また、インプラントの部品ごとに保証期間が設定されている場合もあるため、事前に確認しましょう。

なお、インプラントの保証を受けるには、原則として次の条件をすべて満たさなければなりません。

・インプラント保証制度が定める医療機関での再手術

・故意にインプラントを破損させていない

・定期的なメンテナンスに通っている

 

基本的に、インプラント治療を行った医療機関、もしくは保証制度が定める医療機関でなけば適用されません。

日常生活のなかでインプラントが破損してしまった場合は保証を受けられますが、故意による破損の場合は適用外となります。

また、インプラント治療後に定期的なメンテナンスに通っていない等の場合は、適切なケアをしていなかったとみなされ保証を受けられない可能性が高くなります。

当院では、インプラントを長く安心してお使いいただくために、10年間の保証期間を設けております。また、技術的な問題や担当医の退職により、再治療ができないということはありません。患者様の身体的・経済的負担を可能な限り軽減できるよう対応しておりますので、安心してインプラント治療をご検討ください。

 

Q1:どのようなインプラントシステムを使用していますか?

A1:当院ではスイスのストローマン社製インプラントシステムのみを使用しています。最も歴史あるインプラントシステムの一つで、長期使用できることが特徴です。また、純チタン製のため、生体親和性にも優れています。

 

Q2:インプラントは何年持ちますか?

A2:一般的なインプラントの平均寿命は10~15年といわれています。しかし、当院で使用しているストローマン社製インプラントシステムは耐久性に優れており、適切なメンテナンスを続ければ20~30年長持ちさせることが可能です。

 


インプラント手術における注意点

歯科医療におけるインプラント治療は、外科手術をともなう治療法です。

本コラムではインプラント手術における注意点と、難症例の特別な治療法について解説いたします。

インプラントを検討中の方は、ぜひご参考ください。

 

インプラント手術における注意点

インプラント手術に臨む際は、体調を整えることが重要です。

持病がある、または日頃から薬を服用されている方は、必ず事前に担当医師にお伝えください。

特に糖尿病や骨粗しょう症、金属アレルギーがある場合には、慎重な対応が必要となります。

 

インプラント治療における難症例とは

インプラント治療を行うにあたり、「難症例」と呼ばれるケースがあります。これは、インプラント体の埋め込みが難しい、または脱落する可能性が高い状態を指します。

難症例となる主な原因は、インプラント体を埋め込む顎の骨の状態にあります。インプラント体を埋め込む骨に厚さや幅、硬さが十分にないと、インプラント治療が困難になります。

具体的にいうと、もともと骨が薄い方や、長期間の歯の欠損により骨が減少している方、歯周病などで歯ぐきが歯を支えられない状態になっている方などが該当します。

難症例に対しては、インプラント手術を行う前に次のような特別な治療が必要になります。

・GBR(骨再生誘導法)

・サイナスリフト(上顎洞底挙上術)

・ソケットリフト(ソケットリフト法)

GBRは、骨が不足している部分に骨補填剤を注入して、歯を支える骨である歯槽骨の造成を促す方法です。主に下顎の骨が不足している場合に行われます。

サイナスリフトとソケットリフトは、上顎洞のスペースを利用して行う骨造成方法です。どちらもGBR同様、骨補填剤を入れて歯槽骨の再生を促す治療法ですが、適応範囲に違いがあります。サイナスリフトは上顎の歯槽骨の高さが大幅に足りていない場合や、多数の歯を失っている場合に選択されます。一方、ソケットリフトはサイナスリフトよりも体への負担が少ないものの、骨の厚みが3mm以上ない場合には選択できません。

当院は、一般的なインプラント治療だけでなく、難症例にも対応可能です。ほかの歯科医院でインプラント治療を断られた場合でも、当院へぜひ一度ご相談ください。

 

Q1:インプラント手術は痛みをともないますか?

A1:いいえ、局所麻酔を行うため、ほとんど痛みはありません。手術に対する不安が強いのであれば、静脈内鎮静法を行うことも可能です。

 

Q2:インプラント治療を受けられるかどうか知りたいです。

A2:当院では、インプラント治療を検討されている方に向けて無料診断会を企画・実施しております。歯科用CTで撮影した患者さまご自身の画像をもとにインプラント治療についてご説明いたします。費用は一切かかりませんので、お電話またはホームページからお気軽にお申し込みください。

 

 

 


インプラントのアフターケアと定期検診

 

インプラント治療後は、アフターケアと定期検診が重要です。適切なケアと検診を受けなければ、インプラントの脱落や再度手術が必要となる恐れもあります。

本コラムではインプラントのアフターケアと定期検診について詳しく解説いたします。

インプラントのアフターケアと定期検診の重要性

インプラントのアフターケアと定期検診が重要な理由は、以下の2点にあります。

  • 異常などの早期発
  • インプラント寿命の延長

正しいアフターケアを怠ると、「インプラント周囲炎」によりインプラント自体が脱落する恐れがあります。また、インプラント自体は虫歯になりませんが、インプラントの周囲組織の免疫力低下により、炎症を起こしやすくなります。

もちろん毎日のブラッシングなどご自宅でのアフターケアも重要です。さらに、お口の中の異常の早期発見と治療を目的とする、定期的な歯科医院での検診や専門的なアフターケアにより、インプラントの長期使用が可能となります。

また、歯科医院で定期的にインプラントの調整を行うことで、口腔内をより快適な状態に保つことができます。

インプラントのアフターケアと定期検診の内容

インプラント治療後に、歯科医院で行うアフターケアと定期検診の内容を詳しくご紹介します。

まず、歯科医院ではインプラントの清掃状況や歯茎の状態、噛み合わせの様子などをチェックする検診を行います。また、検診のみならず「変わったことはないか」「使い心地はどうか」などの問診も行います。

アフターケアでは、歯周病やインプラント周囲炎の予防目的で、歯磨き指導や歯垢・歯石除去のための専門的なクリーニング(PMTC)を行います。また、快適にインプラントをお使いいただくため、噛み合わせなどの調整も行います。

インプラント手術後、歯科医院での専門的なアフターケアや定期検診は非常に重要です。適切なケアを怠ると、一般的な使用期間よりも早く寿命を迎えてしまう恐れがあります。ご自宅でのケアと歯科医院でのケアを組み合わせることで、インプラントの健康を維持し、長く付き合える状態を保ちましょう。

 

Q1:インプラントのお手入れは普通の歯ブラシでできますか?

A1:はい、可能です。デンタルフロスなどのケア用品を組み合わせることで、より清潔に保つことができます。まずは定期検診でお口の状態を知り、適切なオーラルケアの指導を受けることをお勧めします。

 

Q2:インプラント部分に痛みや違和感がある場合は?

A2:早めに当院、またはかかりつけの歯科医院へご相談ください。インプラント自体は痛みを感じることはありませんが、周囲に炎症が起きている場合があります。

 


インプラント手術後の歯周病予防と健康維持について

インプラントの手術後には、適切なアフターケアが必要です。

本コラムでは、インプラント手術後の歯周病予防と健康維持について詳しく解説します。インプラント治療で取り付けた歯を長持ちさせるためにも、是非参考にしてください。

インプラント手術後の歯周病予防について

インプラント自体は人工の歯であるため、虫歯になることはありません。しかし、インプラント部分には歯と歯槽骨をつなげる「歯根膜」がありません。

歯根膜は0.2~0.3mmと薄い膜ですが、噛んだ時の衝撃を和らげるクッションの役割や食感を脳に伝えるはたらきのほか、骨や歯茎に栄養を与え免疫力を保持する役割も担っています。そのため、歯根膜がないインプラント部分は細菌に対する抵抗力が低く、歯周病になりやすく、悪化もしやすいのです。

インプラント周囲の歯周病が進行すると、インプラントを支える顎の骨まで溶かしてしまう「インプラント周囲炎」に発展することもあります。インプラント周囲炎は、インプラントの脱落を招く大きな原因の一つです。

インプラント手術後の健康維持のために

インプラントを長く健康に使うためのアフターケアは次の通りです。

  • 手術部位の保護
  • 毎日の歯磨きのセルフケア
  • 定期的なプロフェッショナルケア
  • 生活習慣の見直し

インプラント手術直後、しばらくは手術部分の歯磨きを控えましょう。手術した部分に刺激を与えると、傷口が開いて出血したり、治りが遅くなったりするためです。食事の際も、手術した部分で食べ物を噛まないようにご注意ください。

インプラント周囲炎を予防するために、毎日のセルフケアは欠かせません。歯ブラシのほか、デンタルフロスや舌ブラシなども活用して、口腔内を清潔に保ちましょう。

また、歯科医院での定期検診も重要です。専門的なクリーニングやインプラント部分の噛み合わせの調整などのメンテナンスを受けられます。

インプラント手術後は免疫力を下げないよう、生活習慣の改善を図り、インプラントを長く健康的に使用するためにも、ご家庭でのセルフケアと定期的な歯科医院でのケアを組み合わせてインプラントの脱落を予防し、再度手術を行う必要のない状態を維持しましょう。

 

Q1:インプラントは保険適用されますか?

A1:いいえ、原則として保険適用では受けられません。すべて自費診療です。

 

Q2:インプラントの寿命はどのくらいですか?

A2:約10~15年程度です。適切なアフターケアをしていれば、15年以上使用できるケースもあります。


インプラントと周囲組織の調和を保つ方法

インプラントは、インプラント体を顎骨に埋め込み、その上に人工歯を被せる治療法です。本コラムではインプラントと周囲組織の調和の重要性について解説いたします。また、調和を保つ方法についてもご紹介しますので、ぜひご参考ください。

インプラントと周囲組織の調和の重要性

インプラント治療の際に顎骨に埋め込むインプラント体には、骨と結合しやすいチタンが用いられます。チタンは安全性が高く、金属アレルギーを起こしづらい金属ですが、人体にとって異物であることに変わりはありません。

インプラント体が骨に結合するのはもちろんのこと、歯肉など周囲の軟組織とうまくなじまなければインプラント体は安定しません。最悪の場合、インプラント体が脱落するケースもあるのです。

そのため、インプラント治療では、インプラントと骨、さらには周囲組織との調和が重視されます。

 

インプラントと周囲組織の調和を保つ方法

インプラントと周囲組織の調和のためには、歯科医院選びが最も重要です。

インプラント体を埋め込む前に、周囲の骨の厚さや量、隣の歯との間隔、歯肉の厚みを診断し、インプラントの形状やサイズ、埋入位置・角度などを決める必要があります。また、骨や歯肉が薄い場合には、骨造成や軟組織増生という難易度の高い治療がプラスで必要になるケースもあります。

インプラント治療が終わった後も、ホームケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスの継続が必要です。インプラント自体は虫歯になりませんが、インプラントを埋め込んだ部分に細菌が感染し、「インプラント周囲炎」となることがあります。インプラント周囲炎はインプラントの脱落の主な要因となるため、適切なケアをしてインプラントの周囲組織の健康維持を図りましょう。

技術力や治療実績はもちろん、インプラント治療を行う歯科医院のなかには、当院のようにアフターフォロー体制までしっかりと整えているところも多くあります。インプラントを長く使用するためにも、歯科医院選びは大切です。インプラント治療については、当院までお気軽にご相談ください。

 

Q1:インプラントと周囲組織の調和を妨げるものはありますか?

A1:口腔環境の不衛生さや健康を損ねる生活習慣などが挙げられます。

Q2:インプラント治療は周囲の歯にどのような影響を与えますか?

A2:失った歯をインプラントで代替することにより、噛む力を分散させ、歯ごとの負担が軽減されます。ただし、適切な位置にインプラントを埋入しなければ、逆に周囲の歯に負担をかけてしまいます。

 


インプラントの材料と耐久性について

インプラントは失った歯を代替する治療法の一つです。インプラントはインプラント体とアバットメント、人工歯の3つの構造となっており、それぞれ異なる材料が用いられます。

本コラムではインプラントの材料についてご紹介し、人工歯の素材による耐久性の違いを解説いたします。

インプラントに使われる材料

インプラントは構造物によって使われる材料が異なります。

顎骨に埋め込むインプラント体には、骨と癒着しやすいチタンという金属が使われます。チタンは軽量で金属アレルギーを起こしづらく、安全性の高い素材です。強度と耐久性の高い「純チタン・チタン合金」と、形を変えやすく、そしてその形状を保ちやすい「チタン・ニッケル合金」の2種類がよく使われます。

インプラント体と人工歯の接合部となるアバットメントには、純チタン・チタン合金といった金属や、セラミック・ジルコニアなどの非金属が用いられます。

インプラントの人工歯に用いられる材料は、以下の通りです。

・ジルコニアセラミック

・オールセラミック

・ハイブリッドセラミック

・ゴールドクラウン

・メタルボンド

なお、歯科治療の際に銀歯として用いられる「パラジウム合金」は、インプラント治療には使用しません。

 

インプラントの材料による耐久性の違い

人工歯はその材料によって、耐久性や審美性が異なります。

ジルコニアセラミックは耐久性に優れ、経年劣化にも強い素材です。オールセラミックは汚れが付きにくく、経年劣化による変色がないため審美性に優れていますが、ジルコニアに比べて強度の面では劣っています。

ハイブリッドセラミックは、レジンという歯科用プラスチックをセラミックに混ぜ合わせているため、比較的低価格です。ただし、経年劣化しやすく、耐久性が低い点がデメリットです。

ゴールドクラウンとメタルボンドはどちらも金属製のため、強度には優れています。ただし、ゴールドクラウンは審美性に劣るため、前歯などの見えやすい位置のインプラントには不向きです。メタルボンドは前歯にも使えますが、天然歯に近い透明感の面でセラミックに劣ります。なお金属アレルギーの方には、ゴールドクラウンとメタルボンドはお勧めできません。

どの人工歯の材料にもメリット・デメリットの両方が存在します。耐久性や審美性など、ご自身の求めるものに合わせてインプラントの材料を吟味し、長期的な臨床実績を持つ当院または専門の

歯科医院でインプラント治療を受けましょう。

 

Q1:インプラントの平均寿命はどのくらいですか?

A1:一般的には10~15年程度といわれています。ただし、メンテナンス次第では20~30年程度長持ちさせることが可能です。

Q2:インプラントを長持ちさせるためにできることは?

A2:正しいホームケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスの継続です。ていねいなブラッシングと、プロによる歯垢や歯石のクリーニングを続けることがインプラントの長持ちにつながります。


カテゴリー

最近の投稿


インプラントの新札幌駅歯科
インプラントの新札幌駅歯科